しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

正しい会社の利用方法は、何でも自己成長につなげることだと思うのだが

 

 昨日の晩御飯は、レストランのハンバーガーだったぜ!うっみゃー!最近、腹が減ったと思った時に思い浮かぶのは、牛丼とか寿司とかではなく、ポテトとマヨネーズとなってしまったんだぜ。いや~ぼくもヨーロッパ人らしくなってきましたなぁ~。

 

 

 さて!ネットサーフィンしていると、"会社を利用してやる"と主張する人がいたのでござる。こうした論調を読んでいて思ったことがあったので、書くっ!

 

"会社を利用する"

 

 "会社を利用してやるっ!”

 

 そう、会社は利用するものである。利点がなかったら誰も働かない。つまり自分が選択して、その会社に在籍している以上は、自分にとって利点があると考えているわけだ。だから会社とは、わざわざ主張するまでもなく、利用するものである。

 

 にも関わらず、"会社を利用してやる"とあえて主張しているということは、"自分は会社に利用されている"と思い込んでいるということである。つまり、この会社にいることで、自分にとっての利点がないと思っているということである。

 

間違った会社の利用方法

 

 利点がないなら、辞めれば良い。しかし、なぜ辞めずに会社の悪口を言って過ごすのか。やはりそれは、毎月給料が入るなどといった利点が、今なお、あると心のどこかで感じているからだ。

 

 そうした利点を感じているにも関わらず、あたかもそれが無いかのように自分を被害者に仕立て上げて、"会社を利用してやる"のは、けっきょく会社に振り回されているに過ぎない。

 

間違った利用例

 

 こんな人が行う"会社の利用"とは、どんなものだろうか。

 

 おそらくだが、今の仕事に完全に見切りをつけるわけだから、せいぜい面倒な仕事を上司に振られたが断るとか、多少強引に定時に帰るとか、その程度であろう。

 

 そして節約した時間で、自分のやりたいことをやる。

 

これこそ利用されているだけ

 

 しかし、これが本当に"会社を利用"していることになるのだろうか。

 

 個人的には、会社という外的要因に振り回されて、けっきょくゼイゼイいいながら、なんとか自分の時間を捻出してホッとしているように見える。つまり、これこそ会社に利用されているのだと思うのだがなぁ。

 

時間軸が2つになってしまう

 

 それにそもそも、このやり方では時間軸が2つ発生してしまう。つまり、仕事か仕事以外かである。

 

 仕事をしている時間は、給料のためだけと見切りをつけてしまっているわけだから、自分のやりたいことに割ける時間は、仕事以外の時間だけ、ということになる。なんかこれこそ利用されている感があるし、リソースの配分という意味でも効率が悪い。

 

真に"会社を利用する"とは

 

 本当に"会社を利用する"ということは、今の仕事を何でも自己成長につなげることではないだろうか。

 

たぶん正しい利用例

 

 例えば、クソ面倒くさい仕事がある。やりたくない。

 

 だったら、なぜこんな仕事が発生するのか、そもそも必要な仕事なのかを考えて、別のやり方を考案する。上司にプレゼンする。あるいは、部署内の人たちへ先に訴えて根回して土壌を作る。そうすることで業務フローを変える。

 

利用する結果、得られるもの

 

 こうした過程で、自分の論理的・批判的思考力を磨くことができるし、プレゼン能力も上がる。あるいは社長などマネージャー陣の考え方などを聞いて、なるほどそう考えるのか、と思う。

 

 それに今現在の仕事も、将来やりたいことへ続く材料と捉えるわけだから、時間軸が一つになるので、超効率も良い。仕事はアウトプット、仕事以外はインプットという考え方も出来るようになる。

 

 そして、さんざん勉強させてもらった末に、どこかのタイミングで辞めてやる。これこそが、"会社を利用する"ということである。会社を利用してやろうと思っているからこそ、自分をただの会社員に貶めないどころか、自分も経営者の1人であると考える。

 

まとめ

 

 少なくともぼくは、最近になって、自然とそう思うようになってきた。

 

 今までだったら、会社にプレゼンやれと言われても、えぇーと思っていたけど、誰よりも完成度の高いものを作ってやろうと思う。実際の仕上がりは、どうか別として。

 

 あと、問題が起こったり、新しい何かを構築するときに、自分の優れた思考力で解決してやろう!とか思う。

 

 実際の仕上がりは、どうか別として。