先週の日曜日に750mlのウィスキーを買った。【べインズ ケープマウンテン】というその名の通り、南アフリカ産のウィスキーである。値段はEUR 32.99。日本円で4,900円くらいだ。陳列されていた幾多もあるウィスキーの中で、値段的には真ん中くらいのものだった。
ウィスキーを小脇に抱えつつ、スーパーの精肉コーナーに向かう。買ったのは、ハツである。もちろん炭酸水もかった。ぼくは数時間後の台所で行われるパーリーを想像してワクワクした。
急ぎ足で帰宅したぼくは、台所で早速コップを手に取り、ウィスキーをちょっぴり、そして炭酸水をいっぱい注ぐ。ハイボールである。スマホでお気に入りのYoutuberの動画を再生したところで、舞台は整った・・・。これを飲みながら、つまみの調理開始だ。楽しいひとときである。
こまけぇことは良いんだよ。ぼくは簡単にハツの血抜きだけ改めて行い、包丁を一筋いれてハツを広げる。それで下処理終了。白い部分はあえて取らねぇ。めんどくさいし、そもそも美味いところだし。フライパンに多めのバターを溶かして、ハツをぶち込む。色が変わってきたら、大量の黒コショウとニンニクパウダーをかけて、カリカリになるまで炒めて完成。
リビングに移動する。また変な匂いするもの持ち込んで！、と妻に怒られるかと思ったが、今日は何も言われなかった。しめしめ。いい気になってYoutubeみながら飲んでいたら、横から妻がつまみ食いしてきたので減りが早かった。自分もちょっと食べたかったんかい。
３杯まで飲んで、そこで締める。まだまだ飲みたかったが、これが大人の飲み方ってもんだろう。台所で後片付けをした後、ふと改めて今日買ったウィスキーの瓶を眺める。これも日本ならば、なかなか手に入らないやつなんだろうな。売っていたとしても、値段が高いんだろうな・・などと思い至たる。
そう思いながら、楽天市場で当ウィスキーを検索するとヒットした。2,420円。やすっ！普通に売ってるし、安っ！
まぁそれは忘れることとして、こういう時間っていいですな。一緒にいるけど、お互い干渉しあわない時間。孤独だけど孤独じゃない。
