しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

【新入社員】出勤前の早朝から、なんで会社が嫌なのか考えた

 

 さて本日も新入社員時代の暗黒手記を投下。

 

 いま読み返すと、"良い思い出だなぁ~"・・・ってなるかぁ!! 当時の心境を思い出すと、今でもじんわりと冷や汗をかく想いである。最後の一文である"海底にはりつく貝になりたい"は、今でも思うことはある。

 

 しかしこれまた自画自賛だが、単に会社をイヤイヤ思うだけじゃなくて、しっかりとなぜ嫌なのかを論理的に捉えようとしているところは偉いと思う。(2023年4月26日)

 

~~2017年8月8日 7:51~~

 

 おはようございます。前回の記事で自分のダメっぷりを書いたのち、どこかスッキリした感覚があり、あたかもここ数カ月の苦しみから解放されたような気分があった。失敗したとしても、またこうして書けばいいんだ。そうおもった。

 

 しかし、どうだろうか。朝6時にセットしたアラームが、ぼくの意識を楽園からものすごい勢いで地獄へ引きずり込んだとき、ぼくは昨日のぼくが浅はかであったとわかったのである。ゆっくり瞼を開き、いまここがどこなのか、徐々に明瞭になってくる。そして現世にに気づいたとき、ぼくは布団にしがみつき、こう思った。

 

 「カイシャ・・・イキタクナイ・・・。」

 

 もはやめんどくさくて仕方がないルーティンをこなす。歯をみがく、コンタクトをつける、シャワーを浴びて髪を乾かす。せめてもの慰みとして、コンビニで豪華な朝ごはんを調達する。ただのおにぎりである。

 

 ところで、会社の何が嫌なのか?と考える。

 

同じ人と同じ空間、それを毎日

 

 ぼくのように自己肯定感がズバ抜けて低いというか、神経質な人にとって、苦しいこと。それは毎日毎日、同じ人と同じ空間にいることである。なぜだろうか。

 

 「あんな言い方してしまった」とか「こんなヤツだと思われてしまっただろうな」とか「ぼくのことを邪魔くさいと思ったかな」などと延々に考え続け、しかもそれを引きずるのは、数日間レベルではなく、怨念のように何カ月、何年も引きずることになる。だから長く働けば働くほど、背負っているものが多くなってくるので、苦しみも増えていく。

 

 あともうひとつ、食堂等で同じ人たちと、また同じようにご飯を食べているときや雑談しているときなどに、なんとなく世界が一気に縮こまったような感覚にも陥り、とたんに絶望的になることもある。

 

 こんな風に同じ人と同じ空間にいるってのは、たった1年間で辞めてしまった高校生活以来(10年以上ぶり?)なので、とてもしんどく、戸惑っている。

 

とりあえずは、こんな感じ。

 

 会社の何が嫌なのか、もっと真剣にじっくり考えるべきことだが、なんせ今は出勤前前。時の流れと、その勢いには逆らえないので、こんなもんですわ。とりあえずは。

 

 海底にはりつく貝になりたい。