しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活しているリーマン

自分の在り方の再考とキモいショートケーキについて

(ドイツ・ボンにて)

 

 やっぱり、今の自分の在り方は、間違っていると考える。

 

 まず仕事。前回の記事で、駐在期間も丸4年くらいになるので、本帰国も近いだろうと言っていた。これは事実だと思う。だから、仕事を行っていく上で、もうすぐ帰るかもしれないし、意外に帰らないかもしれない、という2つパターンは常に念頭にある。もっと熱い気持ちで、ここ海外事務所に骨を埋める覚悟一点張りで頑張るべきかもしれない。しかし、実際的には主席駐在員、責任者として、ニュートラルに複数パターンを念頭に、複数の見通しは持っておくべきである。一点張りこそ、むしろ無責任な結果になると考える。

 そう思っていた。しかし、どこかで"もうじき帰るから"という気持ちで、自分は仕事の手を抜いている気がする。どこかで、波風立たなかったら良いや、と思っていないだろうか。対本社との関係でしか、ここの事務所のことを捉えていないんじゃないだろうか。ローカル社員のリアルな生活に、目を向けているだろうか。ぼくは、後任者に、ローカル社員に、責任ある仕事をできているのだろうか。

 いや、できていないと確信する。完全にスタンスを誤っている。だからといって、やはり一点張りのスタンスも違うと思うけど。駐在員の人事は、単に人事判断ではなく、経営判断である。経営判断とはパズルであって、ぼくはピースにすぎない。だから、突然に本社の空きにはめられる可能性も十分にある。依然として、そのパターンも頭に入れておく必要はある。が、もっとストイックに仕事しろ!!自分!!

 

 そして私生活。いくらなんでも、すべてに大して消極的すぎる。自分の殻に閉じこもれるような時間のことばかり考えており、妻との時間をまったく大切にできていない。人として終わっている。ほんとうにすまないと思っているのだが、それができない。なぜだろうか・・・。おそらくだが、心に余裕がないから、だと思う。だから、自分の殻に閉じこもりたがるのだ。

 けっきょく、自分の、人生・人間関係経験の、決定的な欠如。そこに行きつく。これまで、あらゆることを蔑ろにしてきたことのツケが、今に来ている。そんな感じがする。

 

 はぁ・・・。ちゃんと強く、大人になれよ・・・。

 

 

 最後に妻の誕生日につくったショートケーキの写真をアップして終わるか。

 

 

 いやいや!キっモいショートケーキやなっ!