しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

【入社1年目】仕事をする上で重要なスタンスとは何かに気づく

 

 さて本日も入社1年目の頃に書いた昔のブログ記事を更新するぜぇ!

 

 以下の記事では、また仕事で失敗したということをエピソード付きで嘆いている。社会人7年目の今のぼくからすれば、ミスとも言えないくらい些細なミスである。でも当時のぼくは、こんな小さなミスから仕事をする上で超重要なポイントに気づいている。

 

 自画自賛が入ってしまったが、皆さんも以下から、重要な気づきを見つけてほしい。(2023年4月23日 追記)

 

~~2017年8月7日22時頃~~

 

 先日も台風の影響により、会社から帰宅指示がでたので早退することができた。とてもラッキーだった。ただし少ない就業時間でも、しっかりと社会人としての意識の無さを露呈した模様だ。これがゆとり社員である。刮目せよ。

 

書類を運ぶという雑務

 

 ぼくの仕事はデスクワークが中心ではあるが、ちょくちょく現場を行き来する必要はある。その際に、現場の人との書類のやりとりが行われる。事務所で作成した書類を、現場に回して、色々と加筆したのち、さらに事務所で加筆して、完成・・・という流れ。

 

 ごくおおざっぱにいえば。

 

雑務は新人の仕事

 

 で、ぼくはまだまだ新人ということもあって、周りの人も頼みやすいのだろう。この書類運びをよく頼まれる。本日もたまたま、現場に顔を出した機会に、「あ、しげとき、この書類を上司さんにもって行っというて」と数枚の書類をポンッと渡された。

 

 もちろんぼくは、"わかりました!"と元気よく言って、事務所に戻る道中にその書類を一瞥することなく、渡されたままの書類を上司に渡した。

 

 "現場の誰々からです"

 

上司、叱る

 

 しかし、この行為がいけなかった。

 

 上司のデスクから去ろうしたぼくは、"おい、しげとき"と呼び止められた。"俺のじゃない書類もまじってるぞ、ちゃんと見たのか?"  その追及にびびって慌てたぼくの返答も、くそゆとりだった。

 

 "・・・い、いえ、まるごと渡されたので、そのまま渡しました・・・"

 "おめぇ、そのまま渡したって、おめぇなぁ・・・(大呆れ)"

 

 もう言葉もない、というように頭を抱えられて、このあと怒られることすらもなかった。そこでやっとぼくは、また自分の無能っぷりをさらけ出してしまったことに気づいた。

 

 言われてみれば確かに、なんで疑問を抱けなかったんだ・・・。

 

このときの正解の行動

 

 そう、まずぼくは書類をもって行くように頼まれた時点で、何の書類なんだろうと疑問をもつべきだったのである。そして自分でとりあえず、どんな書類なのか確認してみる。目を通した上で、それでもわからなかったら、誰かに聞いてみる。

 

 自分が何をやっているのかをわかってから、やっと上司に書類を届ける準備ができたといえるのだ。

 

 万が一それで、間違った書類を上司に届けてしまって指摘されたとしても、自分なりに考えて行ったことなので、"すみません、間違えました!"とスッと言えるのだろう。

 

 (やべぇ、何も考えずにやりましたなんていえねぇ・・・)

 

 などと思うスキもない。

 

驚愕のゆとり

 

 さぁ、みなさん。これがゆとり社員である。

 

 "いや、でもいちおうは自分で気づいているから、まだマシだろ"と思ってくれる人もいるかもしれないが、残念でした。ちゃんと気づいても、ぼくはこれを何度も繰り返すのである。

 

 さいきんは教育担当の先輩も、冷たい。バカで、ごめんなさい。

 

2023年現在まとめ

 

 さぁ仕事をする上で重要な気づきとは何だっただろうか。

 

 そうだね。"自分の行う仕事に疑問を持つこと"だね。文字通りに言われたままの仕事をしてはいけない。今ぼくがやっている仕事は全体の中で、どこにあたる仕事なのだろう。どういう意味があるのだろう、と考える。シンプルにいうと、頭を使えということだ。

 

 それにしても、こんな些細なミスから、ここまで反芻して洞察した当時の自分を誉めたい。それに、このときは実務を初めてちょうど丸2ヵ月くらいしか立っていない。こんな出来事が起こったら、"そんなん言われても、私は言われたことちゃんとやったし!"と愚痴って終わる人も多いだろうに。

 

 まぁ自画自賛はここまでにしておこう。