しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

全く生産性のない時間を過ごす勇気

 

 本日は休み。特に予定もなくソファに寝転んで、ダラダラとスマホでネットサーフィンしてるだけ。そしてたまに昼寝。それだけで1日が経過する。

 このような全く生産性のない無駄な時間を過ごすことに、非常な不安を覚える。一方で、じゃあ少しは英語やデータサイエンスの勉強でもして、生産性を高めようとして不安感をかき消していくことよりも、むしろその不安感を克服していくことの方が大事なのではないか、最近思うようになってきた。

 社会人になって以来ぼくは、仕事以外の日を"何かしなければ"と思いながら、言い知れぬ焦燥感を抱きながら過ごしてきた。反対に言えば、今のままの自分ではダメであり、現状への不正解感がある、ということだ。

 しかし、そんな意識高めのマインドを抱えて、社会人生活も7年目を間も無く迎える今、何が変わったことがあっただろうか。いや、全くない。

 

 ただ現状否定を続けてきただけだった。

 

 だから、今度はそんな1人相撲は辞めてしまう。あえて何もしないことを肯定する。全く生産性のない"今"という時間を過ごす勇気を持ってみる。そう、勇気である。この決断は、わりと恐怖を伴うものだ。なぜなら、普通に考えたら、そんな過ごし方には現状維持の未来しか有り得ないからだ。

 しかし前述のように、何か生産性のあることをしないとと思いながら過ごした結果、何も無かったことも事実である。だったらもう、敢えて何もせずに"今"を過ごすことに抵抗感を無くしてしまう視点を持ってみる。そうすると、何か見えてくることもあるのではないかと考えた次第である。

 さて、そのように思ったところ、ふと久々にブログを書いてみる気になったのだが、早速これを一つの効能が現れたのかもしれない。