しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

【アイフェルの真珠】ドイツの田舎街 モンシャウ(Monschau)を観光

 

 土曜日を利用して、日帰りでドイツの小さな街モンシャウを観光しにいった。地球の歩き方では、1ページの更に半分しか言及されていないくらい、日本人にはあまり馴染みのない街である。

 

モンシャウ(Monschau)

 

 しかしドイツ人は、この街を"アイフェルの真珠"と呼ぶくらい美しいと認識しているらしい。アイフェルとはドイツ西部からベルギー東部にかけて広がる山地を指す。確かに、高速道路を降りてから約30分ほど一般道路を走った末に、ようやく開けて見えたモンシャウという街は、森の中でふと現れた真珠のように見えた。

 

 

旧市街地

 

 まずは旧市街地の中心地へ向かう。ちょっとした広場になっている場所では、多くのテラス席が設けられて、観光客や地元民が食事やビールを楽しんでいた。しかしヨーロッパの田舎街あるあるだが、ぼくらのようなアジア人がくると、珍しいためか視線を集めがち。妻は無邪気に楽しんでいるが、多少の警戒心が働く。

 

 

 やがて広場には汽車の形をした車が到着。無料なのだろうか、特に料金を取る様子もなく観光客たちが乗降していた。

 

 

 中世時代のままの木組みの家々。可愛い。以下写真で流れている川は、たぶんみんなもどこかで聞いたことのある"ルール川"である。

 

 

 以下写真で左に見えるのが教会。結婚式が行われていた。新郎新婦とも普段着のような恰好をしていて、めちゃくちゃラフだった。右に見えるのは、当街で最も有名な赤い家(Rotes Haus)。中は博物館になっているらしいが、詳細は知らん。

 

 

 しかしドイツの街並みは、カラフルな部分もあるけど、どこか全体的にモノトーンな印象があり、個人的には好きだ。

 

 

 しばらく旧市街地を探索した後、丘を登る。丘の上から、モンシャウという小さな街全体を眺望できるらしい。確かに以下写真がモンシャウの全てだった。本当は左にもうちょっと街は広がるけど。なお右奥に見えるちょっと高い建物はモンシャウ城。

 

 

モンシャウで食事

 

 ちょっと残念だったのは、ヨーロッパではそこそこ有名な観光地のわりに飲食店が少し少ない点。時間帯の関係もあったのかもしれないが、どこもいっぱいで空席を探すのに少し苦労した。

 

 しかも現金対応していない店もいくらかあって焦る。この街はあまり観光で儲けたいわけではないようだ。なおいちおうATMはある。

 

 どこもいっぱいだったので、屋台でソーセージとポテトを食べた。

 

 

 そして探索後、帰る前にはなんとか見つけたテラス席でデザートを食べた。本当はチーズケーキを食べたかったのだが、妻に先に注文されてしまったので、ぼくはあまり好きではないアップルパイを注文する羽目になった。

 

 

滞在時間

 

 帰路につくため車に乗り込んだのが16時半頃。到着したのは13時半くらいだったから、滞在時間は約3時間くらい。食事を含めての3時間なので、モンシャウがいかに小さい街かわかるだろう。

 

 

 さて来週の土曜日は、ベルギーに田舎町へ向かう。これまた世界一小さな街と言われるところである。

 

 Coming Soon !