昨晩はアルコール度数10%/500mlのビールを2本飲んだ。
そして今朝は7時13分頃にふと目を覚ます。膀胱が破裂しそうだった。十分に眠ったのにも関わらず、むしろ疲れが増したような重たい体を起こして、ひとまずトイレで鎮火。洗面所で手を洗い、うがいを3回行う。渇いた喉を潤すため、その足で台所に向かうと、シンクの横に、5%/250mlのビールが1本と、そして辛ラーメンの袋を見つけた。もちろん両方とも空になっていた。これも昨晩に飲み食いしたようだが、まったく記憶にない。そそくさと片付けて、冷たい水道水をカブ飲みした。
もう一眠りしようとベッドに戻ったが、完全に目が覚めてしまったようだ。眠れなかったので、しばらくスマホでネットニュースを流し読みした後、起きることにした。洗面所で身支度を行った。そして台所で作ったあまり美味しくないインスタントコーヒーと共に自室に向かい、パソコンを起動。久々にブログを書いている今に至る。
今から妻が起きてくるのが、多少怖い。まず昨晩の事情聴取が行われるに違いない。あれは覚えてる？これは覚えている？・・・と。そして、ぼくはこう答える。"記憶にございません"。すると妻はスマホを取り出し、動画をきっと見せてくるだろう。"これ昨日のあんた。鬱陶しかったわ～"と確たる証拠を突き付けてくるに違いない。酔っぱらった、そして小腹が乗っかかっている自分の姿を見るほど、痛々しくみっともないことはない。その上で、規則を破り3本目のビールを飲んだこと、辛ラーメンの赤い汁が飛び散った台所に関する余罪に関しても、追及されるに決まっている。
いやしかし、本当にみっともないの一言であります。30代も半ばになろうとしているオッサンの飲み方じゃない。たまのビールもいいけど、もっと蒸留されたウィスキーとか日本酒にシフトしていこうぜ。そして、ちゃんと"酒を飲もう"。今のぼくは、酒に飲まれている。そして締めに辛ラーメンって・・・。いや美味いけど！美味いんだけど、ビールといい辛ラーメンといいインスタントすぎる。
そう、快楽を得る方法がインスタントすぎるのだ。もっとも手間をかけない方法で、猿のように手を伸ばせば簡単に得られる快楽を、貪っている。
この有様は、何か、人生で重要な何かを、逃してしまっているような、そんな気がするのだ。しかし、ぼくは繰り返すだろう、インスタントな快楽を貪ることを・・・。
~完~
さて、読みかけのホラー小説、読んじまおう。
