しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

人前に出ることが怖すぎる件【恐怖症】

 ぼくは人前で話すのが超苦手である。

 

 こういうと、おそらく皆さんは、会議やプレゼンの場面で話すのが苦手であると言っているのだと思うだろう。もちろん、そういう場面も失神せんばかりに緊張する。また頭がホワイトアウトして、自分が何を主張したいのか分からなくなるし、仮に主張したいものがあったとしても、言葉が出てこなくなる。

 

 (その中でもプレゼンは、ある意味少しだけマシかもしれない。自分の主張したいことは、事前にしっかりと準備することができるし、基本的にはコミュニケーションも一方向だから。)

 

 しかし、ぼくがいう"人前"はもっと狭義なのだ。

 

 先日、妻の友人たちを自宅に招いて宅飲みをした。人数はぼくと妻も合わせて、6人。ラフな、打ち解けた雰囲気であるはずの宅飲みである。が、ぼくはこれもダメなのだ。さすがに会議等のときほどではないが、当日は朝からずっと、どこか緊張していた。

 

 そして最も怖い瞬間が、自分に話が振られたら、5人の目線が一斉にザッと、ぼくに向けられる瞬間である。かなりギョッとする。少し大袈裟な表現だが、ナイフを突きつけられているような怖さがある。

 

 ただの宅飲みですらも、これくらい恐怖に感じるのに、会議やプレゼンでぼくが感じる恐怖はどれほどのものか、想像してほしい。まさに文字通り、"死ぬほど"怖いのである。もちろん誰だって、人前で話すのは苦手だとは思うけど、そこで感じる恐怖レベルは圧倒的に違うのだ。

 

 だからぼくは、これは本当に社会人として失格なのだが、できるだけ会議や飲み会などを避けるようにしている。でも周りの人たちは、人前に出る恐怖はそれほどでもないだろうから、人前を避けるぼくに対して、逃げている・消極的・人付き合いが悪い等と判断を下しているだろう。

 

 しかし、本能として死の恐怖から逃げるのは当たり前なのである。

 が、以上のように分析して正当化しただけで終わっては意味がない。

 

 肝心なのは、じゃあ、どうするの?ということである。この恐怖症は、会議等を避けている以上は、仕事に支障が出ているレベルで深刻なものなのだ。どうにかしたいと思っている。では、どうすれば良いのだろうか。

 

 ⇒心療内科に通う。

 が、ここは海外。ムリだ。

 

 ⇒ひたすら人前に出まくる

 たぶんこれが最も現実的な方法なのだが・・・。

 ちょっとムリやな・・・。

 

 この恐怖症の克服方法について、少し勉強してみよう・・・。またいずれ、勉強した成果でもまとめて記事にする。