しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

脱ひきこもりした2011年を振り返ったら、時代変わりすぎな件

 ぼくが脱ひきしてから、もう10年以上経つ。大学へ進学したのが2012年(たしか)で、その1年くらい前からバイトは始めていたので、脱ひきしたのは、だいたい2011年くらいということになる。うん、11年前だ。2011年!もう昔じゃないか!

 当時の出来事としては、もちろん東日本大震災。バイトから帰宅してテレビをつけると、突然に壊滅的損害を受けた宮城県の街の様子が映し出されたのを覚えている。他にバラエティ番組でいえば、「ラブ注入!」が流行った。あったねぇ。

 何より驚きなのが、この年に「スマホ」が流行語大賞のトップテンに選ばれていることだ。えっーー!先ほどと反対のことを言うようだが、スマホってそんな最近のものなんっ?という感じだ。

 総務省のウェブサイトによると、日本でスマホが普及し始めたのが2010年。このときの普及率はたったの9.7%。2011年でグッと伸びるが、それでも29.3%。(正確に言うと世帯保有率だが。)参照:総務省|令和2年版 情報通信白書|情報通信機器の保有状況

 今やスマホがなかったときの生活を思い出せない。どうやって知らない場所へ移動していた?どうやって美味しいレストラン選んでいた?電車移動中とか暇なとき、何やってた?

 やばい。時代の動きやばい。そんなスマホも、このたったの10年間で、どうやらiPhone14という限界を迎えてしまったようだ。これからオワコンになるのかもしれない。スマホ(笑)という時代が間もなく来るだろう。

 次は自動運転とかブロックチェーンとか5Gとかウェアラブル端末とか、とにかくよーわからん革新的なIT技術により、街や家の至るところでデジタル化されて、何もかもが自分用にレコメンドされた状態で、生活できる時代になるのかもしれない。スマホも不要になるかもしれない。

 例えば、目的地を設定したら、電車のチケットが自動で購入されて、フリーで駅構内に入ることができ、最寄駅で降りたら無人タクシーが自動的に迎えにくるとか。ホテルのチェックインもエントランスに入るだけで手続きが完了、同時に部屋への道のりが案内され、近くにあるぼくが好きそうなレストランもレコメンドされるとか。

 実際、以上のような技術で、変化の速さ自体も加速度的に高まっていくことだろう。スマホの進化だけでたったの10年。そう考えると、今後の5年先ですらも、何が普及しているのかもわからない。何が起こっているんだろうか。

 わくわくする気持ちもある反面、ぼくはちゃんと時代についていけているのだろうかという不安もある。いや、現代社会に生きる我々のメンタリティーも、加速度的に進化していけるのだろうか・・・。(それっぽい締めになったぜ)