しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

バカは風邪に気づかない。バカでよかった。

 

 バカは風邪を引かないという諺があるが、これは文字通り、バカだから風邪を引かないという意味ではない。正しくは、自分の風邪の症状に気づかないほどバカであることを表す諺なのである。

 

 これを体現したのは先週のぼくだろう。

 

 前回のブログで述べた通り、確かにぼくは先週日曜日の時点で風邪であることを自覚したが、それ以降は特に悪化することはなく、木曜日を迎えたころには自分が風邪であったことすら忘れていた。

 

 しかし今振り返ると、月曜日と火曜日がピークでしっかりと体調が悪かったような気がする。昼過ぎになると、頭がボーっと熱くてしんどかった。当時は仕事で一生懸命に色々と思案を重ねたために知恵熱が出ていると思い込んでいたが、たぶんそれ、風邪やん、と遠い昔を懐かしむように思い出した昨日の日曜日。

 

 でもまぁ、これくらいで済んでよかった。バカは風邪に気づかない。けっこうなことである。妻は賢いので、すぐに自分の体調不良に気づいて、しっかりと薬を飲んで、寝るときには加湿器を設置したりしながら、既に2週間近くは経っているが、未だに治らない。

 

 今日も会社へ行く前に、眠っている妻の鼻を指でピンッてしてやろうと思い、布団をのけたら、しっかりとマスクを着用して寝苦しそうにしていた。

 

 賢いって可哀そう。