(ストックホルムにて。なお本記事とは全く無関係。)
7月に突入。ということは、今年ももう半年が過ぎてしまった。
海外駐在生活も、ちょうど丸4年が過ぎたところだ。
そして思うのだが、言葉的な面倒くささと仕事のダルさだけを抜くと、総合的に言って、こちらヨーロッパの方が圧倒的に生活しやすい。やっぱ日本は息苦しさみたいなものを感じるよ、ほんと。閉そく感。
ヨーロッパの公園の多さ、規制の緩さ
まずヨーロッパでは、とにかく公園、つまり自然が多い。
お前の住んでいる都市だけだろ、と思われるかもしれないけど、だがしかしヨーロッパ津々浦々を旅してきたけど、都市内にも必ず徒歩圏内に大きな公園がある。そして、そこではみんな、犬を散歩させたり、レジャーシートを敷いて喋ったり、バトミントンをしたり、思い思いに好きなことをして過ごしている。
日常の中に自然がある、これだけで心理的に安らぐ効果もあるとは思うけど、公園内の規制の緩さも、ヨーロッパでの生活を過ごしやすくしている重要ポイントであると思う。
日本との違い
一方で日本。
日本の都市は圧倒的に公園が少ない。引くほど、公園がない。コンクリートジャングルである。(まあ今は公園が増えつつあるのかもしれないけど・・・)。
そしてさらに、その公園での過ごし方も、日本では厳しく規制される。ボール遊び禁止、レジャーシート禁止、犬の散歩禁止。全てが規制されている。ベンチすらも非常に少ない。一体何のための公園なんだろう。
もちろん過去に色々と迷惑行為があったから、どんどんと規制が厳しくなっていった背景があるんだろうけど、当然ながらそうした迷惑行為をするヤツなんてヨーロッパの公園にもいるはずである。しかしヨーロッパの公園の規制は、圧倒的に緩い、というか無い。
これは何の違いなんだろうか。そしてここの違いこそが、日本での生活を生きづらくしている主要因であると思うのだが、それは次回の記事で。
ちな、それでも日本には帰りたい。