ぼくは電話が大嫌いだ。社会人になってもう5-6年くらい経つが、未だに苦手意識がある。新人時代はもっと悲惨だった。例えばこんな感じだった。
ときは入社して1年半が経ち、初めて後輩ができたときのこと。
・・・。
後輩ができるヤツな件ww
入社して1年と5か月ほどが経ってしまっているけど。5か月ほど前に入社してきた後輩の方が、よっぽど動ける。要するに、
新人の5か月の経験>>>>ぼくの1年5か月の経験
ということである。
新社会人がまずすべきこと
まず新社会人が入社してすぐにすべきことは、以下のことだろう。
1)電話応対
2)雑用
3)気配り
いっておくが、ぼくは以上の全てができなかった。
なお、今でもできませ~んwwwww
笑いごとじゃねぇんだよっ
もうね、みんなの陰口が、もう陰からハミでちゃって、陽口になっちゃうくらいだ。要は直接にお説教されるくらいである。しかし、それでもちゃんとできなかった。
特に1)の電話応対は酷かった。
電話応対
新社会人にとって、最初にして最大のお仕事は、電話応対である。
電話がかかってきたら、ワンコール以内にピックアップして、自分が拾わないといけない。先輩にとらせてはいけない。しかし、何度もいうが、ぼくにはこれができなかった!いまでも、社会人になって初めて電話をとったときを覚えている。
~配属初日~
電話「プルルル」
ぼく「っ!?!?!?!?!?!?」
電話「プルルル」
ぼく「・・・・・・」
電話「プルルル」
先輩「はよとって」
まず、とれない。
怖すぎやろ。なんやこの悪魔のコールは。
しかし、簡単なことである。とりあえずまず、「はい、お電話ありがとうございます。〇〇でございます。」といえばいいだけの話だろ、と思うでしょう。しかし、何度でもいうが、ぼくにはそんな簡単なこともできないのであります!!
先輩にプレッシャーをかけられて、ついに受話器をとるときがきた。しかし、受話器を耳にあてた途端、ぼくは何度も復唱していた文言が出てこないどころか、頭がキレイさっぱり真っ白になった。
ぼく「・・・・あ・・・ぅ・・・」
電話「お世話になっております。〇〇の〇〇です。」
ぼく「・・・・ぅ・・・・」
電話「あれぇ?〇〇(会社名)さんでいらっしゃいますよね?」
ぼく「・・あ・・ぅ・・・・」
電話「あのぉ、〇〇さんに代わってもらえますか!?イライラ」
ぼく「・・・し、少々おmちくだひゃ・・」
驚くなかれ!!なんとぼくは終始、ほぼ無言のまま、その〇〇さんに電話を繋いだのだった!!
それを皮切りに、すっかり電話への強い恐怖心を抱いてしまったぼくは、決してワンコールで電話を取ることはなくなった。3回半ほど鳴って、誰もとらなかったら、やっと取るくらいだ。
当然の結果として、
「あいつ全然電話とらなくない???」
とめちゃくちゃ言われる始末。
さりとて、ぼくの、そのあまりの痛々しさからか誰も電話をとるように注意してこなくなった。
1年半 働き続けた結果w
そんなぼくも、いまや自分のお客さんを数社もつようになった。当然、ぼく宛ての電話なんて毎時・毎分のようにかかってくる。ほんとにイヤだった。
電話がなるたびに、心臓が飛び出そうになった。実際に、体がビクンッと跳ね上がることもあった。鳴った瞬間にトイレへ逃げたこともある。しかし、そんな逃げ方にも限界がある。電話応対しないわけにはいけない。
そんななか、「ひ、ひゃい!〇〇会社れふ!」などと拙いながらも、数を積み重ねてきた結果、ようやく自分なりに電話応対できるようになってきたなぁと思ったのは、社会人2年目に突入して数か月だったころだった。
そのころに初めての後輩が研修を終えて、同じ課に配属されることになったことを覚えている。
ぼく「(しめしめ・・・あいつらも苦労するぞぉ~w)」
電話「プル・・」
ぼく「(きたああああ!ww)」
後輩「はい、お電話ありがとうございます!〇〇でございます!」
ぼく「(・・・・。)」
ワンコールどころか、0.5コールでピックアップするやん。
その上、シャキシャキやん。いまのぼくより、数倍ええやん。
周りの先輩「あぁ~電話ぜんぶとってくれるから、ありがたいわ~」
ぼく「(・・・・。)」
あの子ら、ほんまに全部の電話とるやん。
優秀すぎやん。立場まったくないやん。
以上。