しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

【平和な壱日】春の訪れを感じる欧州の街を散歩

 

 3月18日の土曜日には、犬の散歩もかねて隣街へ出かけた。いい天気だった。パーカーだけで出かけると、まだ少し寒かった。ぼくはすぐに歩くのが疲れてしまったが、妻と犬は楽しそうだった。

 

 ぼくは常にしょうもないことばかりを考えているなぁ、しかし。この散歩のときもだな、ぼくは地下駐車場から地上に出るためのエスカレーターを乗っていると、"なんでこのエスカレーターは、この向きに設置しようと思ったんだろ"とかぼんやりと考えてしまう。

 

 その横で妻は、一生懸命に先日みたドラマが良かったということを力説しているのだが、"聞いてる?もう一回言おうか?"と言われてしまい、また同じ説明が繰り返された。

 

 天気が良いので、テラス席でランチをした。妻が注文したのは貧相な EUR 9.00程度のコロッケ 2つだけだったが、ぼくが注文したのは、キングスバーガーという当店自慢のハンバーガーである。知らんけど。お値段は EUR 19.50。

 

 注文が終わってから、妻は"高っ!"とか、"ずるっ!"とか言っていたが、時すでに遅し。内心では、注文する前にツッコミが入らないかとヒヤヒヤしていた。

 

 

 海外生活もほぼ丸3年となるわけだが、腹が減った時などに、ぼんやりと真っ先に食べたいと思い浮かぶのが、マヨネーズとポテトのセットになってしまった。2年前だと、それは寿司や刺身だったのだが。

 

 美味しく頂いた後は、辺りを散歩した。西欧は別かもしれないが、ヨーロッパの冬は一般的に長い。しかし、まだ肌寒いものの春の訪れを感じるその日の陽気は、なぜか郷愁を誘われて、大げさかもしれないが、涙が出そうになる。

 

 そんなご機嫌な街並みが、こちらである。

 

 

 上記写真を撮った時は、まだ少し曇っていた。ヨーロッパの市役所である。

 

 

 この辺りから晴れだした。快晴である。

 

 

 まぁ見る人が見れば、すぐにどこの街だか分かるのだが、日本へ帰国するまでは明言することは避けておく。逆SEO対策である。

 

 1時間半ほど散歩した後、ぼくがあまりに疲れたとほざくので帰宅。合計3.5時間しか駐車してないのに駐車代に EUR 11.20もかかった。ちっ。

 

 帰宅後は、ひたすら明日から始まる労働の日々に憂鬱になって、ブログを書きなぐっていた。

 

 おわり。