しげログ

元ひきこもりなのにヨーロッパで生活している元ひきこもリーマン

日曜日にアダルトチルドレンに向き合うリーマン

 

 本日も晴れ。日曜日。6時に起床。相変わらず喉が痛く、軽い二日酔いのようなダルさがある。この軽い風邪は、もう3日間も続ている。これ以上悪化するわけでもなく、良くなるわけでもなく、しつこい。まだ疲れが取れていないので、二度寝しようとするが、すっかり目が覚めてしまった。7時過ぎには布団から出てしまう。

 

 妻はぐっすりと寝ている。風邪っぴきで疲れていても、恒例の一人タイム祭りである。とりあえず洗面所で顔や歯を洗って髪を整えると、台所に直行。先日中華スーパーで買ったインスタントラーメンを作る。日本では見かけないような変わったインスタントラーメンを買って試食してみる。これが週末のささやかな楽しみである。

 

 今回はエビが香るエビラーメン。これでもかというくらいエビペーストが強く、アレルギーの無いぼくでも、なんだか喉が痒くなりそうだった。うーむ、8/10点!!。割と美味しかったので、また買おうと思う。今度は残り汁に白ごはんを混ぜて実食したいところ。テイスティング後はリビングにインスタントラーメンの臭いが残らないようすぐにベランダへのドアを開いて換気しておく。そうしないと怒られる。

 

 次は紅茶を入れて、アイスを食べながら映画タイムだ。アナベルというホラー映画である。最近ほんの少しだけ英語のリスニング力が伸びたような気がするので、洋画を観るのが楽しい。よくあるホラー演出、たとえば洗面所で顔を洗っていてパッと鏡を見ると急にバーンみたいな演出を匂わせつつも、あえて外してくる。見ていて恐怖度は足りないが飽きることなく観続けることができる。それにホラー洋画にありがちなグロ描写も少ないので、安心して観ることができる。わりと日本人の感覚にマッチしたホラーだと思う。

 

 やがて妻が起床と共に一人タイム終了...。まだ10時前!お早い起床でございますなっ!洗顔などを終えた妻がスキンケアをしながら、お腹すいたという。マクドをウーバーで注文するかと自分で提案してみたものの、昨日のランチは外食だったので、さすがに却下。つまり何かしら自炊しないといけないわけだ。冷蔵庫に白御飯がいっぱい残っていたので、チャーハンを作る。ガーリックと胡椒をたっぷりとかけた。わりと良い出来だった。チャーハンを不味く作るのも難しいだろうけど。

 

 昼過ぎには近所のモールへ買い出しへ行く。やはり食材の買い出しじゃなく、雑貨屋やブティック屋に寄る羽目に。しかし、これくらいのことはイヤな顔せず付き合いなさい、自分。イヤでも顔に出すな、自分。不機嫌になることとは、周囲の人に自分の機嫌をとれと言っているようなものだ。まるで幼稚。甘え。逆に、こんなささやかな買い物で楽しそうにしている妻に感謝しなさい。

 

 

 15時には帰宅。体調が微妙に悪化したようだ。寝込みたいところだが、せっかくの休日を無駄にすることはできない。天気が良いのでベランダにテーブルやイスを出してティータイム。妻は室内でドラマを観ていた。映画の続きをみるのもいいけど、それではまた"何も変えることができず月曜日を迎える"罪悪感に苦しむことになる。何か少しでも自分のためになることをしたいと思い、何かテーマを決めて、それのアンサーになりそうな本を読むことにした。あれこれ考えて決めたテーマは、"生きづらさ"と"アダルトチルドレン"である。ぼくはおそらくアダルトチルドレンである。

 

 何がダメなのか分からないけど、ぼくはいつも漠然とした恐怖感と不安感と欠落感を抱いている。仕事中も土日も。端的に言うと、いつも不幸であり、ストレスを感じているのだ。例えば、土日に"あっ顧客への見積送っていない!”と気が付いたとき、誰もが月曜日まで気が気でなくなるだろうけど、そんな感じが常に24時間続いている感じ。そうである以上、何をしても心から楽しめない。そうである以上、一緒にいる妻も不幸に片足を突っ込んでいるのである。ここを解決しないと、他のところでいくら努力しても、効果が出てこない気がする。何をどう動かせばいいのか全くわからない。もう7年近くは、この状態だ。

 

 選んだ本は、"アダルトチルドレンからの自由"(著:沢瀬直太朗)。このテーマにドンピシャだと思った。そして、一気に読み切った。ひとまず、幸せになることが最優先。アダルトチルドレンの克服などは後の話。まずは、いまの自分のままで、幸せを感じれるようになることが大切だという。なるほどと思った。今のままで自分は優れている。自分のダメなところを許す。弱さは晒しても大丈夫。具体的には下記ルーティングを3週間は続ける。

 

 ①「私は優れている」

 ②「〇〇を許します」「〇〇を活かします」

 ③「今日を許します」「どうなっても許します」/仕事でミスしたときなど

 ③「安全」「十分」/ 漠然と不安を感じたとき

 

  これを1日300回は呟く。すると世界は変わるとのこと。

 

 本当かなぁ。